慶應内部進学コース

慶應内部進学コースについて

　最近、定期試験の問題用紙を回収する先生が増えたことにより、過去問を入手するのが非常に困難になりました。さらに、教科書や問題集を変えたり、クラスによって試験範囲の単元を変えることにより、過去問は以前よりも通用しにくくなりました。その結果、試験の直前に過去問を解くだけの勉強法で平均点以上を取るのは、ほぼ不可能になりました。

　当学院の慶應内部進学コースには過去問のストックが１３年分ありますが、それだけに依存すると、試験範囲の単元を外されたり、難易度を上げられたりすると、通用しなくなりますので、学校指定の教科書・問題集や授業中に配布されたプリント等をベースに地道にやり、過去問は試験の直前に補強としてやるという方針で指導しています。結果として、ほぼ全教科で９０点以上取り、内申点が９点台の生徒を数十人輩出することができましたので、我々のやり方は理に適っていると確信しております。

　もちろん、内部進学で良い成績をとるためには、テストの点数が全てではありません。多くの科目では、テストの点に加え、レポートなどの提出物の内容や日頃の授業態度など、様々な視点からの評価の合計が成績に反映されます。

　慶應個別指導学院では、内部進学で良い成績をとるための様々なノウハウを持った医学部の講師と成績優秀者の講師が定期テスト対策や小テスト対策だけでなく、レポート等の提出物の作成指導から、授業態度のアドバイスまで、附属校での学校生活をトータルサポート致します。

　授業中に個々の生徒が何が解っていて何が解っていないかを講師側が逐一チェックし、生徒が問題を解く際に、足りない知識を順序立てて補いながら授業を進めます。例えば、数学や物理や化学の応用問題を解く際には、問題集の解答・解説で省略されている途中式や公式や図や表やグラフなどを順序立てて補う形で答案を作成させます。

　このようにして、学力アップの本質的な土台となる「ハイレベルの自立学習力」を育て、自分でできる、わかる喜びを体感させながら、着実に学力を伸ばします。

幼稚舎の内部進学について

幼稚舎では1年生と2年生は試験も行いますが、実施している学習内容が簡単で差が出にくいため、通知表の成績は付けません。3年生から6年生までは成績を付けますが、主要教科では英語の英会話と国語の漢字が重要視され、副教科では音楽と体育が重要視されます。その他、授業内の発言などの意欲やコミュニケーション能力なども評価されます。

横浜初等部の内部進学について

初等部は一般家庭出身の遺伝子レベルの高い生徒ばかりなので、内部進学用の塾に通う必要はありませんが、将来的に医学部を狙う生徒に関しては学校の勉強とは別に英語や数学の先行学習をやっておくと、それをやらなかった生徒よりも有利な状態でスタートを切ることができます。

普通部の内部進学について

普通部で進級するために一番重要なのは毎週必須の理科レポートです。未提出は留年確定で、再提出しても認められないいい加減なレポートを出した場合も留年します。その他の教科はDとEが二つ以上無ければ、大体進級できます。

中等部の内部進学について

中等部は試験の問題が簡単で試験範囲も短く量も少なくて評価も非常に甘いので、学年相応の学力が無い生徒でも普通に進級・卒業をすることはできますが、そのままの低学力で塾高に上がると、成績は２ぐらい下がります。塾高の留年生の大半は中等部出身者が占めますので、中等部時代の成績（内申点の平均）が７．５以下の生徒は塾高で留年する傾向が見られます。普通部と比較して、英語の長文の学習量が圧倒的に少ないので、意図的に塾で補強しておかないと、塾高に上がってから英語の上級クラスに入ることはできません。

湘南藤沢中等部の内部進学について

湘南藤沢中等部は最近厳しくなってきたので、幼稚舎上がりの学力の低い生徒が逃げ場として使うと、痛い目に遭います。横浜初等部から一般家庭出身の優秀な生徒が大勢上がって来て平均点を上げるので、必然的に平均点から離されて留年ゾーンに陥ります。

塾高の内部進学について

塾高から希望の学部に進学するためには学校での成績が重要となります。全体の成績のうち、１年生の内申点が３割、２年生の内申点が３割、３年生の内申点が４割で影響します。内申点を効率良く稼ぐ戦術として、普段は時間のかかる理系科目の勉強を中心にやり、文系科目はレポート課題や小テストがある時に少しやって、残りはテスト週間で部活がお休みになる１週間で仕上げ、副教科は試験の直前に回すという形が有効です。

志木高の内部進学について

志木高は数学と物理と化学の定期試験の問題の難易度が大学の初等数学・初等物理・初等化学のレベルで高得点を望めないので、定期的に出題されるレポートでカバーしないと、思い切り低い内申点を付けられます。その他の文系科目や副教科でも、塾高や女子高やSFC高の定期試験の問題よりも難しくて（癖が強くて）高得点を取りにくいので、ちょこちょこ出る小テストやレポートなどを疎かにせず、しっかりとやらないと、留年します。

女子高の内部進学について

慶應女子高から希望の学部に進学するためには学校での成績が重要となります。全体の成績のうち、２年生の定期テストが２割、３年生での定期テストが４割、実力テストが４割で影響します。どのテストでもどの教科でもコンスタントに良い成績をとることが必要とされます。授業の内容を理解した上で、問題集を使って色々なパターンの問題を解き、不安要素を無くしてから試験に臨むことが大切です。

湘南藤沢高の内部進学について

SFC高から希望の学部に進学するためには学校の成績が重要になります。高１（４年生）成績が１割、高２（５年生）の成績が２割、高３の成績が３割、実力テストが３割、その他、部活動や課外活動などが１割で影響してきます。Ⅰ類とⅡ類の選択では高2の時点で数学、物理、化学が8割以上取れていればⅡ類を選択し、8割以下の生徒はⅠ類を選択することをお勧め致します。

通常授業では慶應義塾附属の各小学校・中学校・高校指定の教科書・問題集や授業中に配布されたプリント等を用いて小テストや定期テストに合わせた個人別の授業を行います。
※理科のレポートの作成指導や過去問の指導も致します。
講習会では、苦手科目に的を絞った補習授業と次の定期テストの下準備を行います。

英語で１００点を取ってクラスで1番になった普通部生
数学で１００点を取ってクラスで1番になった普通部生
地理で１００点を取ってクラスで1番になった普通部生
歴史で１００点を取ってクラスで1番になった普通部生
これらの４人の生徒は全員、当学院の塾生です。
公民の最高点は９３点です

数Ⅰで１００点を取ってクラスで１番になった塾高生
数Ａで１００点を取ってクラスで１番になった塾高生
数Ｂで１００点を取ってクラスで１番になった塾高生
英語上級クラスの難問で１００点を取ってクラスで１番になった塾高生
文系選択の数Ⅲで９４点を取ってクラスで１番になった塾高生
国語で９６点を取ってクラスで１番になった塾高生
現代社会で９６点を取ってクラスで１番になった塾高生
物理で９６点を取ってクラスで1番になった塾高生
理系選択の化学で５０点満点中５０点を取ってクラスで1番になった塾高生
生物で１００点を取ってクラスで１番になった塾高生
フランス語で９５点を取ってクラスで1番になった塾高生
音楽で９８点を取ってクラスで1番になった塾高生
これらの１２人の生徒も全員、当学院の塾生です。
理系選択の数Ⅲの最高点は９６点、
2年化学基礎の最高点は９９点、
英語の最高点は中級クラスで９６点、
古典の最高点は９４点です。